楽士デビュー
国立映画アーカイブにて、映画『沓掛時次郎』(1929年)のピアノ伴奏を務め、楽士デビューいたしました。
ご来場くださった皆さま、誠にありがとうございました。
初めてのことで手探りの連続でしたが、作品の持つ力に支えられ、無事に弾き終えることができました。
ピアノの状態にも恵まれ、さまざまな表現に挑戦できたこと、主催者の皆さまに心より感謝申し上げます。
大河内傳次郎さんをはじめ、酒井米子さん、中村吉次さん、杉浦くにさんら俳優陣の演技にも深く魅了されました。
そして何より、無声映画そのものの面白さに感銘を受け、これからももっと観ていきたいと感じています。
無声映画に音を添えるこの仕事に、大きなやりがいを感じました。
これまで演奏してきたクラシックを中心としたさまざまな経験が、すべて活かされたと感じています。
楽士としての活動を、これからさらに広げていきたいです。
願わくば、また『沓掛時次郎』の伴奏を。
そして若い世代をはじめ、より多くの方に無声映画の魅力を知っていただくきっかけになれば嬉しいです。
吉田詩子
